【薬剤師転職】流れをドラッグストアリーダーが解説|初めてでも失敗しない方法紹介!

この記事にはプロモーションを含みます。

「転職したいけど、何から始めればいいかわからない…」

そんな不安を抱えている薬剤師の方も多いのではないでしょうか。

私自身、現役の調剤リーダーとして数多くの薬剤師の転職を見てきましたが、
転職は準備が重要だと感じています。

本記事では、薬剤師が初めて転職でも失敗しない転職の流れを、
転職方法や注意点も含めてわかりやすく解説します。

本記事でわかること

  • 転職の流れ 8STEP
  • 転職を成功させるコツ
  • 転職エージェントの活用法
この記事を書いた人

「やめたい」が口癖なのに、
リーダーに出世した現役DgS薬剤師

  • 現役ドラッグストア薬剤師
  • 複数店舗を担当するエリアリーダー
  • 中小調剤薬局グループで経営者の修行中

ドラッグストア薬剤師の
リアルな働き方や
採用する側の視点をふまえて
転職について発信しています。

目次

薬剤師の転職、まず何をすればいい?

転職活動を始める前に、次の2点を明確にしておくことが大切です。

① なぜ転職したいのかを明確にする

まずは転職活動の目的を整理しておきましょう。

  • 「もっと年収を上げたい」
  • 「今の職場に不満がある」
  • 「人間関係をリセットしたい」

理由は人それぞれですが、「転職して何を実現したいか」を明確にしておくと、
転職エージェントへ相談しやすくなり、求人選びの軸がブレにくくなります。

② 転職時期を決める(半年以内が理想)

「いい求人があったら…」というスタンスだと、いつまでも転職できません。

希望時期を決めて逆算すると、行動に移しやすくなります。

なかには、
「転職市場について知りたい」
「自分の市場価値を知りたい」
という理由で転職活動をされる方もいると思います。

私も、「もっと良い求人がないか知りたい」
という理由で転職サイトに登録したことがあります。

そういった場合も転職エージェントには、
いつまでに転職を考えていると姿勢を見せたほうがよいです。

転職エージェントは無料ですが、相手も仕事なので
転職する気が感じられない相手には本気の対応にはなりません

転職希望時期が早いと本気度が高いと判断できます。

薬剤師の転職方法は主に3つ

薬剤師の転職には、以下の3つの方法があります。

それぞれの特徴を理解して、自分に合った方法を選びましょう。

① 転職エージェントを活用する【初心者に最適】

もっとも王道なのが転職エージェントを活用することです。

  • 非公開求人を紹介してもらえる
  • 面接対策・条件交渉のサポートあり
  • 登録・利用は完全無料

初めての転職では、転職の流れもわからず不安です。

転職エージェントのサポートは必須です。
無料なので、登録してまずは相談してみましょう。

「自分で調べるのが不安」「条件交渉が苦手」という人に最適です。

おすすめの転職サイトを紹介している記事もあるので
参考にしてみてください。

② 直接応募(企業HPなど)

転職サイトを通さずに、
自分で企業に直接交渉することもできます。

  • 自分で調べて直接応募する方法
  • スピーディーだが、情報収集や交渉もすべて自力

大手の会社は専用の応募サイトも用意されており
ホームページから応募できます。

中小企業については直接電話や訪問して
求人募集していないか確認することになります。

転職サイトを活用すると、
企業側は転職サイトに紹介料を払います。

そのため、中小企業は直接応募すると
求人サイトよりも給料アップできる可能性
があります。
大手は給料テーブルが決まっているので
直接応募で給料交渉はできませんが、
知人などを経由すると紹介料がもらえることがあります。

「この薬局に行きたい」と明確な希望がある場合におすすめです。
ただし、初めての方は転職の流れや、相場・交渉方法がわからないので
難易度が高いです。

少なくとも、転職エージェントを活用した上で、
直接交渉できそうなら検討
してみるとよいでしょう。

③ ハローワークを利用する

薬剤師の求人はハローワークにも掲載されることがあります。
ハローワークは転職サイトと違い、企業側にも紹介料がありません。

そのため、ハローワークの求人は、
基本的には経費を抑えたい個人の薬局が多いです。

  • 地元の求人が見つかる
  • 医療系に強いとは言えないので、サブ的に活用するのが◎

私も、中小企業の薬局の経営に関わっていますが、
求人サイトの紹介料は高いためハローワークで募集をかけていました。

急ぎの募集ではなく、
「今の人数でもやれるけど繁忙期とかは大変だから、いい人がいたら採用したい」
といった温度感でした。

急ぎの応募であれば、
利用者が圧倒的に多い求人サイトを活用していたと思います。

転職エージェントとは?

転職エージェントとは、薬剤師の転職活動を無料で支援してくれるサービスです。

登録すると、アドバイザーがついて以下のようなサポートをしてくれます。

  • 希望条件に合った求人紹介
  • 非公開求人の案内
  • 履歴書や職務経歴書の添削
  • 面接の練習・日程の調整
  • 年収や条件の交渉代行
  • 研修などのキャリアサポート

※費用は一切かからず、求人企業側がエージェントに報酬を支払う仕組みです。

初めての転職の際には、必ず登録しましょう。

会社名は伏せますが、
私の所属する大手ドラッグストアは求人サイトからの応募が可能です。
しかし、履歴書や職務経歴書、面接などは
転職エージェントのサポートを受けたほうが合格率が高いです。

そもそも、現場で転職エージェントを活用せずに転職している方に
直接会ったことがありません。

転職エージェントを利用するメリット・デメリット

転職エージェントを非常に便利で無料で利用できます

転職の際には必ず使用してほしいと思っていますが、
メリットとデメリットを解説します。

メリット

  • 非公開求人に出会える
  • 転職にかかる手間を減らせる
  • 履歴書・面接対策のサポートあり
  • 条件交渉を代行してくれる

自分では探せない求人や、働き方に関する本音情報をもらえるのも強みです。

デメリット

  • 担当者との相性に左右される
  • 希望外の求人を提案されることがある
  • エージェントごとに保有求人数が異なる
  • 直接交渉と比較すると給料に差が出る可能性あり

対策:複数の転職サイトに登録して、相性の良いエージェントを見極めましょう。

薬剤師の転職活動の流れ【全体像】

薬剤師が転職する際の一般的な流れは以下のとおりです。

STEP
自己分析

まずは、転職の目的を整理しておきましょう。

「なぜ、転職したいのか?」

を、明確にしておくことで、条件など転職の軸を決められます。

STEP
転職サイト登録

転職サイトの登録は無料です。

基本は複数の転職サイトに登録するのがおすすめです。

エージェントの相性や扱っている求人、
転職のサポート内容などに差があります。

複数の登録して比較することで、希望の転職に近づきます。

STEP
面談・求人紹介

転職サイトに登録すると、電話などで連絡がきます。

メールやLINEでも対応してもらえるので、
忙しいときは相談してみましょう。

電話だけでなく直接面談がある転職エージェントもあります。

より、細かい機微が伝わるので、ミスマッチを防げます。

STEP
応募

応募書類の「応募書類」と「職務経歴書」を用意して応募しましょう。

応募書類が準備不足だと書類選考で落ちます。

以前は、ドラッグストア業界が急成長していたため、
慢性的な人手不足でしたが
現在は書類選考で落ちる可能性もあります。

以下の3点を意識しましょう。

  1. 企業ごとに応募書類を準備する
  2. 会社の求める人材をアピール
  3. 会社にどう貢献できるかの視点で

会社のことを何も調べずにかいた文章はわかります。
しかし、とりあえずで書いただろうという文章が多いです。

そのため、上記を抑えるだけで、
どんな人が来るんだろうと期待します。

上記のような、差のつく応募書類を書くためには、
転職エージェントの応募書類の添削を活用するのがおすすめ
です。

薬剤師転職業界では、
基本的にこれで多くの書類選考はとおります。

STEP
面接

面接対策は徹底して行いましょう。

薬剤師の業界は狭いので、ほぼ一発勝負です。
後悔のないように練習しておきましょう。

ここでも、転職エージェントを活用するのがおすすめです。

転職エージェントを活用することで、

  • 面接の雰囲気が経験できる
  • 企業の情報を知った上での面接対策ができる
  • 面接のフィードバックがもらえる

など、メリットしかありません。

転職のプロに無料でみてもらえるので活用しない手はありません。

STEP
内定

内定後は保険や給料関係などの手続きを行います。

現職の会社や転職先の会社の方から必要な書類や手続きを指示されるので
あまり、迷うことはないです。

転職エージェントを活用していると
わからないことがあっても相談に乗ってくれます。

STEP
現職への退職交渉

やめてから転職することもありますが、
基本は仕事をしながら転職活動をしていると思います。

内定が決まれば、現在の職場に退職を伝えましょう。

企業によっては、退職何ヶ月前には事前に伝えるといった
取り決めがあるかもしれないので確認しておきましょう。

最近は”退職代行”を使った退社も一般企業で増えてきています。
薬局は規模的に急に人がいなくなると回らなくなってしまう可能性もあるため
リーダーとしては大変ですが、
どうしても辞める意思を伝えらないときには相談してみるとよいでしょう。

STEP
入社

新しい会社で働き始めます。

転職エージェントによっては、入社後もフォローしてくれる会社があります。

新しい環境では不安もあり、新しい人間関係に戸惑うことも多いと思います。

相談できる人がいるというのは心強いですね。

薬剤師の転職活動にかかる期間は?

平均的には2〜3ヶ月で内定が決まるケースが多いです。

ただし、以下のような要因で前後します。

  • 応募時期(繁忙期・閑散期)
  • 希望する条件の厳しさ
  • 書類準備や面接対応のスピード

人気求人はすぐに埋まるため、「迷ってる間に募集終了」というパターンも多いです。

気になる求人があれば、まずは無料なので「話を聞く」だけでも動いておきましょう。

初めての転職でよくある失敗とその対策

転職で失敗しないために、
よくある失敗とその対策を確認しておきましょう。

よくある失敗対策
条件だけで決めてしまう自分の価値観や職場環境も重視する
準備不足で面接に落ちるエージェントに面接練習を依頼する
現職を辞めてから動く先に内定をもらってから辞める
一社のみで決めてしまう比較のために複数企業を検討する

転職エージェントを活用することで、
失敗は回避できる可能性がグッと上がります。

まとめ|転職は「焦らず、でも早めに動く」がカギ

薬剤師の転職は、情報とタイミングが命です。

初めての転職でも、
「流れ」と「使うべきツール(=転職エージェント)」を知っていれば、
迷わず行動できます。

私自身、これまで多くの転職希望者を見てきましたが、
後悔しない転職をする人は「自分の軸を持ち、早めに動いた人」です。

まずは「自分は何を大事にしたいのか?」を整理して、
「信頼できる転職エージェント」に登録してみましょう。

【補足】薬剤師におすすめの転職サイト

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この記事を書いた人

たろうリーダー|現役エリアリーダー × 経営修行中

大手ドラッグストアでエリアリーダーを務め、複数店舗の人事・評価・運営に関わる現役薬剤師。

現在は中小薬局での経営修行も行いながら、薬剤師の働き方やキャリア設計について情報を発信しています。

フクヤク!では、単なる転職体験談ではなく、

「転職を見てきた立場」だからこそ語れる本音とアドバイスを発信。

自身も新人時代は「やめたい」が口癖でしたが、現在はリーダーとして働いています。

その経験から、若手薬剤師が、辞めても、辞めなくても後悔しない選択をできるようサポートします。

ドラッグストア薬剤師歴8年/エリアマネジメント経験あり

評価者として人事面談に関与

新人教育、退職対応、配置検討、数値管理など幅広く経験

実家のグループ中小薬局の経営に携わり、経営者として修行中

将来的にセルフビルドサウナ運営×地方ライフを目指して活動中

薬剤師の副業・お金・働き方についても発信していきます。

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